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認定看護管理者

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認定看護管理者というのは、「看護師を管理する者」という意味合いの国家資格になります。一般的には、看護歴の長い人が、看護師の管理を行うのが病院という場所ですが、この資格は、公的に「この人は看護師を管理するほどの実力があります」と認めさせることが出来る資格です。

受験資格も難しくなっていて、基本的には3つの条件があります。

  1. 保健師、助産師、看護師のいずれかの資格を有していること
  2. 免許取得後の実務経験が5年以上あること
  3. 専門の教育課程、もしくは条件をクリアしている者

の3つになります。

「3」の教育課程というのは、合計510時間にも及ぶ条件をクリアするか、看護系大学院で修士号を取得しているなどの条件が含まれます。

そのために、認定看護管理者の受験資格を得るには膨大な時間が掛かってしまうために、日本国内の看護師の中でも、毎年数百人しか受験することが出来ず、2012年現在でも1300人程度の人数しかいない国家資格になっています。

試験自体は、筆記試験と面接で行われることになっていて、問題数は少なく受験者数も少ないのですが、合格率は高くなっています。質の高い看護サービスが提供できるという公的な資格になりますので、年々受験者数は増えているようです。

認定看護管理者の資格を持っていると、転職の際にも、最初から婦長や主任クラスでの、転職が可能となっているので、年収換算しても、700万~800万円の待遇で迎えられることも多くなっています。その分、責任が重大になってくるので、そのことに関しても、理解しておいてください。


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