保健師
助産師が命の誕生に携わる仕事で、看護師が患者や利用者の看護をすることが仕事なら、保健師というのは、利用者や地域の人が病気にならないように「予防する」というのが仕事になります。
保健師というのは、保健所や企業などで働くことが多く、保育園や幼稚園などで働くことも多くなっています。メインの仕事としては、「予防」になりますので、乳幼児や主婦、高齢者の方が集う場所での仕事が多いです。
また、保健師になるためには、看護師の資格を持っていることが条件で、保健師専用の教育課程を1年間修了していないと保健師の国家資格を受験することが出来ません。
近年では、4年制大学の看護科を卒業していれば、看護師と保健師の2つの資格を受験する権利がもらえることもあり、4年制の大学で学ぼうとする方が多くなっています。そして、看護師と保健師の資格を取得して、就職活動をする方が多いです。
保健師の就職先というのは、大きく分けて3つあり、「市町村保健師」、「県の保健師」、「産業保健師」の3つになります。市町村保健師や県の保健師というのは、保健所や公的な施設での勤務となり、産業保健師というのは企業や民間での勤務が基本となります。
既に病気に罹っている人が対象ではなく、健康な人が対象なために、やることもできることもかなり幅広くなっていきます。
勤務時間に関しても、所属している企業に委ねられることが多いので、ハッキリ言ってバラバラです。福利厚生に関しても、キッチリとしているところもあれば、ちゃんと保証されていないところもありますので、就職の際には十分に気をつけて就職するようにして下さい。
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